北斗の拳 原画展

アート・音楽

ゆっぴーです✨ブログをご覧いただきありがとうございます!

娘とアニメと絵が共通の趣味なのですが、

北斗の拳の大ファンで、兵庫県立美術館へ行ってきました~

漫画家の先生のイラストも豪華✨大好きな先生ばっかりで大興奮~

「北斗の拳40周年大原画展 ~愛をとりもどせ!!~」

会場では原画400点以上に加え、原哲夫先生が描き下ろしたアートワーク3点が展示されていて

感激しました!

生の原画を見てクオリティの高さに驚かされます。

初期より、書き込みが多くなってて( ゚Д゚) デジタルもない時代だからね・・・

このクオリティで週刊を5年・・・しかも、原先生は北斗の拳の連載の時から目の病気になって💦

円錐角膜と言う病気で、角膜が円錐のように尖ってくる難病で、1000人に1人くらいという珍しい病気。

だんだんと視力が落ちてきて、『北斗の拳』の連載終盤は主に左目で描いていたそうです。

全国各地いろいろな病院を探して、どの医者にも治らない病気だといわれて手術は諦め、

完全に見えなくなったら心の目で描こうと思っていたそうです!やっぱり絵と同じで熱い人だった。

うれしいことに、2023年年6月に角膜移植手術を受け、結果、手術は大成功。

0.03だった右目の視力は0.3に回復。今までの10倍、モノがよく見えるようになられたそうです、よかったぁ~

「100年後にも残る作品にしようと思って描いた」

40年たっても人気があるのは、その思いがあるから。

「北斗の拳」を現尺の武論尊先生は、「浪花節」だと言っていました。

義理人情を描き、戦いのなかで友情が生まれたり、せつない描写も多いです。

愛着の問題も描いていて、サウザーやシン、ラオウ、ジャギは優しや愛情不足で自己愛性障害が爆裂。

愛情が憎しみへと変化して悲しい。ジャギは劣等感から弟のケンシロウへの嫉妬がすごくて心理状況を表していて面白い~ちゃんと人のことを描いていて素晴らしい作品です!

シュウや不動、レイ、トキ、雲のジュウザ、そしてケンシロウは愛の人。

ユリアは慈愛。

イケメンたちがいろんな愛や憎しみ、葛藤、矛盾を描いていて感動しっぱなしの4時間でした~

単なる格闘ではないところ。人間愛的な・・・・心理をちゃんと描いていて感動しました。

だから小さい時から好きやったんやって納得!

このポーズやりたくなるよね・・・

「北斗の拳」は原哲夫先生の画力の凄さ、武論尊先生のストーリーの良さ、キャラクターデザインがとても考えて設定されていること、

そして編集者の堀江さんの的確なアドバイス力。

秘孔で戦う発想は、古本屋で東洋医学のツボの本を見てひらめいたそうです~

このお三人のチームワークのすばらしさがあって、おもしろい感動する作品になったことが今回知れてほんとうに行ってよかったです!

サウザーの椅子にも座れたし満足~

ハートのおなかにもアタックできたし💛

レイが大好きな娘💛

グッズもたくさん購入できてよかった~

原先生は、オリジナル100%は無理だからキャラクターは歌手とか俳優とかからヒントを得て描いているそうです。ユダがボーイ・ジョージだと書いてて「なるほど~」ってビックリした。

ジュウザがエルビス・プレスリーで州がクリント・イーストウッドだった。イメージを膨らませるために

どんな人でそんな性格で背景がこんなんでって考えて作られていることに感激~

ケンシロウがブルース・リーと松田優作をイメージしているのは知ってたけど、高倉健も入ってたとは知らなかった。だから口数少ないわけねー

面白い最高の展示会でした!

9月1日まで開催しています☆

https://hokutonoten.com