からだの話は、こころの話。

最近、むすめが保育園を転園しましたが園児の入れ替わりがないので新しい友達に戸惑いがあったり、また出張が多いから休みがちで、なじめませんでした。
園長や先生にも相談させて頂いて様子をみていましたが、むすめが死にたいと手紙に書いたり、男の子のお友だちがパンチしてくるからつらいと言ってきましたので、直接私と主人で男の子にこんな話をしました。

Aくんはちんちんついてるね?
だから男の子は強いんやで。
女の子には、ないね。
女の子は大きくなったらあかちゃんを産むからだやから、男の子が守らないとあかんねん。ほんとうの強さは優しいこと。だからパンチは女の子にしないでね。
B(むすめ)はAくんやみんなと仲良くしたいって毎日言ってるから仲良くしてほしいな。

Aくんはびっくりしてましたが真剣に話を聞いてくれました。

お話した翌日からむすめにパンチはなくなり、Aくんがしなくなるとほかのお友だちもふつうに接してくれるようになりました。

昨日は偶然スーパーでAくんに出会いましたがBちゃんや〜と声かけてきてくれて嬉しかった!

こどもだからわからないじゃなくてちゃんとからだの違いやよくないことは伝えればちゃんとわかってくれる。早い段階で男女のからだの違いを理解してもらうこと。

私が小さい頃は危ない川で遊んでたらしらん近所のおっちゃんに怒られたりしたもんです。

できるだけこどもの問題は本人が解決する力をつけていってほしいと思っているし保育園での出来事は先生方にお願いしています。
でもこどもの様子をみて手助けしたほうがよいときは親が直接関わることが親の役目だと思います。

5歳の知ってる言葉でいちばん嫌な言葉が死ぬという表現だったこと。
こどもをこども扱いしないこと。

今回の件で対話がいかに大切かよく実感しました。

なぜこのような話をしようと思ったかというと中高生の女子が無理なダイエットで無月経や無排卵になるケースがあり、原因のひとつは男子が女子にデブと言い傷つくからだそうです。結果、産みたいときに産めなかったり苦労された方に会います。思春期に女子がからだに丸みを帯びてくることはこどもを産む準備をしているからなのに。幼いころから男女の違いを知ればこのようなことにはならないと思います。