ゆっぴーです😊ブログをご覧いただきありがとうございます!
季節ごとの過ごし方や不調の原因を知る
東洋医学や中医学の学びを少し知っておくと、季節ごとの過ごし方がわかり、不調を予防できたり
不調の原因がわかったり、セルフケアして改善できることを知って、
昔より元気に過ごすことができるようになりました♪
たとえば・・・ゆっぴーは、深ーい冷え性なので「冬」がとっても苦手です💦
冬の養生方法やなぜ冬が苦手なのかなど知ることができました!
また、春や夏、秋の過ごし方を知ってセルフケアすることで、昔よりも冬の不調が減りました♪
腹巻は鍼灸師さんのご要望で作ったのですが、
腹巻を着けることで東洋医学の考えである「冷え」の予防をすること、
内臓には自律神経叢があるので自律神経も乱れやすいなどの理由があります✨
陰と陽
東洋医学では自然階にあるすべてのものを「陰」と「陽」に分類する考え方があります。
食べ物も体をあたたためる「陽」の食べ物と冷やす「陰」の食べ物があります。
私たちの体も陰と陽でできています。自律神経も陰と陽なんです~
季節の移り変わりと一緒に陰陽のバランスも変化します。
日本では夏至に「陽」が、冬至に「陰」が達するという循環を繰り返しています。
2月までの冬は「陰」が優勢になります。3月になると、「陰」が減少していき、「陽」が一気に満ちて春の季節が始まります。いたるところに花が咲き乱れ、木々が芽を出し、いきいきとした明るい陽気に包まれます。
1年のなかで1番温暖の差もあるために、暖かい日差しにわくわくする一方で、気温の変化に体がついていけず
体調を崩してしまうことが多いです。「春」はアンバランスになりやすい時期なのです。
季節の変わり目の陰陽バランスの変化に私たちの心と体も影響を受けます。
さらに、4月になると進学や就職、転勤、異動、引っ越し、新しくいろいろなスタートになる時期です。
そのため、日々の暮らしも忙しくてあわただしいために心身にアンバランスが生じやすい季節です。
春は、バランスが崩れやすい季節。そして春は、五臓の「肝」が弱る季節といわれています。
「五臓」とは、肝=春・心=夏・脾・肺=秋・腎=冬のこと。
春は気温の寒暖差とともに、気圧の変動によっても、自律神経のバランスを崩しやすい季節です。
春に多い不調
こんな症状はありませんか?
目の疲れ
イライラ感
もやもやとした気分、
不眠
のぼせやすい
いつもよりストレスを感じやすい
乗り物酔いをしやすい
季節の変わり目に体調を崩しやすい
雨が降る前にめまいや眠気を感じやすい
最近、体を動かす機会が減っている
肩こりがある
新幹線や飛行機に乗ると耳が痛くなる
偏頭痛持ち
几帳面な性格
肩こり
腰痛
どうですか? 心当たりはありませんか?
春は「肝」が弱る
「肝」は自律神経や情緒などをコントロールする臓腑です。
情緒とは:「喜怒哀楽」などの複雑な感情のこと
そして「肝」は 疏泄という働きも管理しています。
「疏泄」とは: 春に草木が芽を出してのびのびと育っていく様子のことです。
また、精神的な働きが正常に行われることを指します。
人体に当てはめると気(エネルギー)血が正しく運行し、脾胃が正常に働くことです。
疏泄には、全身の気をめぐらせ、精神状態を安定させる働きがあります。
全身の気の流れがよくなると、睡眠・食欲などが安定します。
春は「肝」の疲弊による「上半身」の不調が多いといわれています。
「陽」がどんどん満ちてくることで、私たちの五臓六腑も全体的に活性化していきます。
「肝」も活性化し、冬のあいだに体中に溜め込んでしまった不要なもの(老廃物や脂肪など)を
とにかく一気に解毒しようと一所懸命働きますので、疲弊しやすい状況になりやすいです。
そのため、「肝」が疲れてしまうと、本来の機能が低下して、いろいろと不調が現れてきます。
東洋医学では、肝臓は目と繋がっていると言われています。
例えば、「肝」にたくさん貯蔵されているはずの「血」が不足すると
精神的に不安定になり、イライラや不眠、気持ちも落ち着かなくなったりしやすいです。
血のめぐりが滞ることで肩こりや筋がつりやすくなったりします。
また、春の「陽」の気の急激な上昇も手伝って、「血」が体の上部に行き過ぎるために停滞しやすいので、
頭痛や鼻詰まり、めまいやふらつきなどの「上半身の症状」が出やすくなるのもこの季節の特徴のひとつです。
花粉症の症状の中でも、目の充血やかゆみ、鼻詰まり、喉の炎症など体の上部に「血」が停滞することで起きる
症状は、この「肝」の乱れに由来するものとされています。
「肝」の解毒の機能が低下すると、体内に余分な老廃物が蓄積されてしまい
体が重く感じる、だるい、疲労を感じやすくなる場合もあります。
春は疲れやすく、免疫低下しやすい
春は急激な寒暖差や、低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わる気圧変動が大きい季節です。
寒暖差に対応するため自律神経の一つである交感神経優位が続くと、気(エネルギー)の消費が増え、
緊張状態が続いたり、疲れやだるさを感じやすくなります。
そのために、春になると免疫力が下がる、疲れがたまりやすい、胃腸の働きが落ちる、肩や腰が痛くなる、
身体が冷える、寝つきが悪くなるなどの症状があらわれやすくなります。
セルフチェック
春の「肝」の機能低下の不調は2つに分けられます。
下記の症状はありませんか?
□頭がぼーっとする(のぼせる)
□頭痛やめまいがある
□いつもよりイライラしやすい
□ため息をよくつく
□落ち込みやすい
□下半身が冷える
2つ以上当てはまるなら、気の巡りが頭のほうに逆流してバランスが乱れてしまう
「イライラ&どんより」タイプ。
春の兆候が出てくる2〜3月は自律神経のコントロールをしている「肝」の働きが乱れやすく、
気の逆流によってのぼせやめまい、頭痛など、上半身に不快な症状が現れます。
この状態を放っておくと、4〜5月にうつっぽくなってきて、五月病のような症状が現れる場合もあります💦
早めの対策が重要です。
そしてもう一つのタイプ。
□目が疲れやすい
□目の周りがピクピクする
□肩や首などに筋肉のこりがある
□ いつもより疲れやすく、だるい☑ 顔色が悪い
□ 55歳以上である
これらに2つ以上当てはまる人は、血行不良で疲れがたまりやすい「ぐったり」タイプ。
春は生命の力がみなぎり、やる気や元気をもたらす「陽」の気が高まる季節です。
しかし、自律神経の働きが低下すると、春のエネルギーに身体がついていけず、
血行が悪くなり、目や肩、首などの筋肉に疲れが出やすくなります。
春は疲れ目やかすみ目、かゆみになりやすいです。
痙攣も目や足に起こりやすいです。これも「肝」の疲れです。
無理をすると症状が悪化するので、不調に気づいて疲れの解消を心がけましょう。
春の過ごし方
春の過ごし方のおすすめポイントは「休息」です。
①ゆっくりする時間を作ってあげる
春は気持ち的にも前向きになり色々なことを試したくなります。
また、行事や新しい職場、生活の始まりになることも多いです。
気づいたらめちゃめちゃ忙しくて身体の負担となっていることがあります💦
自分が思っている以上に、しっかりと休むことを心がけましょう。
外が暖かくなってきたら自然のなかで日光浴したり、お花見に行ったり、ピクニック、散歩すると良いですね♪
ぼーっと過ごす時間を増やすとリラックスできて、うつや無気力などの5月病の予防にもなります~
②規則正しい生活を心掛ける
軽い運動、ヨガ、ストレッチでゆるーく身体を動かすのもおすすめ♪
無理せず、ゆったり ゆるゆる🌸過ごしましょう
③柑橘系のアロマオイルでリフレッシュ! ネロリ、オレンジ、レモンなど
④旬の食材で解毒
春の養生で大切なことは春に乱れやすい「肝」の働きを正常に整えていくこと
おすすめの食材は・・・
「血」を満たす性質のある ほうれん草/アサリ/牡蠣
「解毒効果」のために 山菜/木の芽/うど/ふき/菜の花/人参/筍/わけぎ/キャベツ/鯛/ハマグリ/苺
「酸味」は、「肝」の疲弊を改善するのに役立つと言われています
酢の物/柑橘系のフルーツ
レモンティーを飲む
料理にレモンをプラス✨アボカドサラダにレモンを絞るだけでもOK
春の過ごし方を少しずつ日々の暮らしに取り入れていくと楽しいこと、いいことがたくさん♪
もっと、東洋医学のことを知りたい方は「体質診断」がお勧めです😊
6つも体質があって、冷え性も3つに分かれます。
体質診断で自分のことを深く知ってセルフケアしませんか?