いかりや長介の言葉
強くなることはないです。
弱い自分に苦しむことが大事なことなんです。
人間は元々弱い生き物なんです。
それなのに、心の苦しみから逃れようとして強くなろうとする。
強くなるということは鈍くなるということなんです。
痛みに鈍感になるということなんです。
自分の痛みに鈍感になると、人の痛みにも鈍感になる。
自分が強いと錯覚した人間は他人を攻撃する。
痛みに鈍感になり優しさを失う。
いいんですよ、弱いまんまで。
自分の弱さと向き合い、それを大事になさい。
人間は弱いままでいいんですよ、いつまでも…。
弱い者が手を取り合い、生きていく社会こそが素晴らしい。
「 いかりや長介」
コメディアン、ミュージシャン、俳優、司会者。「ザ・ドリフターズ」の3代目リーダー。
後年は俳優としても活動した。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
弱くていい そのままでいい
いかりや長介さんの遺した言葉がとても好きです。
小さい頃、ドリフターズやひょうきん族、四時ですよ~だ
お笑いが大好きでした。いかりや長介さんは、リーダーで偉そうで怖い印象が強いですが、
今は、強く見せるために無理してがんばっていたところがあったのかなって思います。
お笑いの芸人の方は、悲しみやつらいこと、傷ついてきたことが多い、
とても繊細で心優しい人が多いと思います。
だからこそ 他人と自分を笑わしたい 喜ばせたい気持ちが強いのかなと思います。
お笑いの方は、幼少期が不遇であったり、いじめられていた、離婚など
厳しい家庭環境の方も多いです。
いかりや長介さんの言葉は、 「ありのままの自分でいいんだよ」
「強いところもあれば、弱いところもある」「悲しみがあるから喜びがある」
「無理しないで」「我慢しないで」っていう素敵なメッセージ。
俳優としても活躍されて、いぶし銀の渋い味のある演技が魅力でした。
弱さを隠すと自分を見失う
非自己、失感症、感覚鈍麻の発達障害の方は多いです。
たしかに、私は感覚が鋭いし、繊細で感じやすいから疲れやすいし、
時々そんな自分が嫌になって、しんどいなって感じることもあります。
感じないように、存在しないように、高校3年間は、誰にも相談せずに
「透明人間」でいることを決意して遂行しました。
無関心になり、関わらないことは、つらいし、苦しいし、さみしくてとても悲しい決断でした。友達を作ることも最初から拒否していました。
その時は、それしか術がなかったのです。
自分のことをありのままに知る
でも、やっぱり、ほんとうの自分でいることの方が心地いいし、無理がないので楽しい。
共感力が高い自分のいいところもたくさん理解しました。
自分がわからないから不安になって、よけいに守ろうとして良くない方向に行ってしまうのです。自分はこんな人だって分析してあげると、短所も長所になっていきます。
一所懸命強くなって、無理して頑張ってきたのも、理由があります。
そんな自分もいとおしいなって思えます。理由や背景を知ることが自分を愛し、
幸せになっていく手がかりでした♪
残念ながら、非自己になって、強く見せて、無理に我慢して頑張る、感じないようにして
みることでは、幸せにはならなかったし、心も体もボロボロになって、
しんどくなったからもう無理に頑張ったり、強く見せたりすることはやめました。
生きずらさや困難な、苦しい人生になっているなら、少しずつ
弱くて時に強いそのままの自分を認めていくことです。
助け合って、分かち合って、認めあっていける世の中になるには、
自分のことを深く理解してあげることです。
自分のことを深くそのまま理解しするということが、
自分を愛するということにつながります。
愛されたいから強くなっていることも多いです。
まずは自分を愛して、自分を大切にしようねっていう
いかりやさんからの愛のメッセージでした♡