私は、ヒポクラテスという最古の医者を尊敬しています。
「医学の父」とも呼ばれる偉人です。紀元前に活躍した人ですが、素晴らしい考え方だと思います。
ヒポクラテス以前の時代、病気は自然の災と信じられ、呪術などで解決しようとされていました。医学を宗教から切り離し、病気は神々の与えた罰などではなく、環境、食事や生活習慣によるものであると信じ、主張しました。
彼は多くの業績を残しました。現代の私たちの生活に,溶け込んでいるものが多いです。
たとえば…風邪予防対策,公衆衛生によるペスト対策,はしか治療,
プロポリスによる蜂蜜療法,健康のための歩行の推奨,ハーブ療法による治療,芳香風呂によるアロマテラピー,「最良の薬」 としてのワインの薬効研究,プラセンタ(胎盤)の効能の指摘などを行いました。ヒポクラテスの考えや取り組みは、現代にこそ生かせると思っています。今でもハーブなどは多く広まっていますね。
オレンジハーモニーでもイヤーキャンドルセラピーとチャクラキャンドルセラピーでハーブと蜜蝋を使った温熱セラピーを行っています♪
そして、「病気は食事療法と運動によって治療できる」と述べ、「食べ物で治せない病気は、医者でも治せない」とまで言っています。オレンジハーモニーでは、「衣食住」のカウンセリングで食や身の回りの健康と美容に関わることを学んでいただいています。
ストレスを減らす料理教室は、日々の料理が苦痛にならずに楽しく効率よくお金もかけず、食を楽しみながら健康になるために始めました。
食と心理のカウンセリングも行っています。無理に我慢しても不健康につながります。なぜ甘い物を食べたいのかを理解することが大切です。責めてもよくならないですからね。
そして、心と体がつながっていて、両方のケアが大切だとも説いています。
「心に起きることは全て身体に影響し、身体に起きることもまた心に影響する」
「病気は人間が自らの力をもって自然に治すものであり、医者はこれを手助けするものである」
そして、『ヒステリー』=子宮と名付けた。女性が感情の生き物であることを見抜いていました。
幸福になるためには、「体が健康である」ということは大事な事だと思いますが、「心が健康である」ことも幸せに生きるための重要な要素であると言った、ヒポクラテスの教えは心に響きます。
何事も「中庸」真ん中がバランスがいいので、
体だけ、心だけに偏らないように自分のことを診ていくと心身のバランスが保たれます。
これからも、お1人お1人に寄り添い、心と体を両方ケアすることを大切にしていきたいと思います♪