腹巻は、内臓を温めることで体温を上げ、血流のめぐりを良くします。
内臓に一番血液が多くあるといわれています。
身体はつながっているので、腹巻をつけることによって、冷え予防や身体の不調の改善の効果がたくさんあります。
健康のためのセルフケアとして、そしてダイエットやお肌など美容面にもよいと言われています。
なぜ腹巻が身体によいのか、お伝えしていきましょう。
腹巻の効果
腹巻には以下のような効果があります。
低体温予防・改善
腹巻で温める範囲には、胸、背中、腰、おなかなどに大切な内臓があります。
そのため、子宮や卵巣、腸、膵臓、肝臓、膀胱、腎臓、副腎、乳房などを一緒に温めると、体の大切な冷えやすい部分をすべて包み込むことで血液のめぐりが内臓に届き、手軽な温活、冷え取りになります。
体の中で内臓に血液が一番必要なのですが、血液のめぐりが悪いと下記の状態になります。
内臓を冷やすと血液が下半身に廻らない
=しもやけになる原理
*腹巻でしもやけが改善したお声を多数いただいています。
上半身の冷えのぼせ
冷えのぼせも“冷え”の一種で、体温調整機能がうまく働かないことで起こります。
巡りが悪いために、身体の隅々まで熱が行き届かないと
特に熱が届きにくい手足や末端、下半身など局所が冷えやすくなります。
熱自体は身体にあるため、上半身に血液が逆流し、顔がのぼせ、脇汗が出ます。
=内臓を温めると上半身、下半身にバランスよく血が巡る
*脇汗が減り、顔のほてり、のぼせが減ったなどのお声を多数いただいています。
基礎代謝が上がる
お腹を触った時に冷たく感じたことがありませんか?
オレンジハーモニーでは、体質カウンセリングを行っていますが、冷え症にも3つのタイプがあると言われています。
内臓が冷えると代謝が下がります。
手足が温かいのに、おなかを触ると冷たい、脇汗が出る場合は「内臓型の冷え症」の可能性があります。
体温が1度上昇すると、基礎代謝が一割くらい上がると言われています。
【基礎代謝とは】
体温維持、心臓や呼吸など、人が生きていくために最低限必要なエネルギーのこと。生きているだけで消費されるエネルギーで、私たちが一日に消費するエネルギーのうち、約70%を占めています。
この悪循環を改善するために腹巻をつけると、内臓の冷え予防になり、血液のめぐりがよくなり好循環を生みます。基礎代謝が上がり、脂肪が減りダイエット効果が期待できます。
実際、お客様から背肉が減った、おなかのお肉が減ったなどのお声をいただいています。
老化予防、肌荒れ改善
冷え性と肌荒れには深い関係があります。
身体が冷えると、皮膚は血液の流れを減らして熱が外へ逃げないように働くため、肌の育成に必要な養分が少なくなります。
さらに、体温を逃がさないように全身の血管が縮むとリンパの流れも悪くなります。
リンパの流れが悪くなると、代謝が悪くなり、ターンオーバーの機能低下が発生します。
【ターンオーバーとは】
表皮や角層などで起こる細胞の生まれ変わりのことをいいます。
身体だけではなく、お肌にも様々なトラブルを引き起こします。
身体が冷えてターンオーバーが乱れると、肌表面に古い角質が残ってしまい、充分な水分を貯め込むことが出来なくなくなります。
古い角質が溜まると、「くすみ」や「シミ」の原因になるだけでなく、「ニキビ」や「吹き出物」を発生させることがあります。「肌の血色がよい」と言いますね。血のめぐりを良くすることは大切です。
からだの血液のめぐりが正常には働くと、冷えが改善され、肌の老化やクマが解消されやすくなります。
また、肌荒れは腸の働きが低下して便秘や下痢になる場合があります。
腸を温めることで機能が向上し、老廃物排出が促進され、冷えによる下痢や便秘の軽減につながります。
肌がきれいになった、便秘や下痢が改善されたお声をいただいています。
疲労回復にもつながる不眠の改善
女性に多い悩みの一つである「不眠」も『冷え』が原因の一つになっている可能性があります。
冷えと眠りには、自律神経との関わりがあります。
【自律神経とは】内臓の働きや代謝、体温などの機能をコントロールするために、自分の意志とは関係なく自動的に働く神経のことです。交感神経と副交感神経は相反する機能を持つ神経です。イメージでつたえるなら、交感神経は身体を活動的にする神経。副交感神経は身体を休ませる神経です。この自律神経のバランスが整わなくなると、これらのコントロールがうまくいかなくなり、身体に様々な不調を感じてくるのです
内臓には太陽神経叢というみぞおち付近に位置する神経集合体があります。
自律神経を整える上で大切な場所です。
消化器系の内臓の働きを調整することから「第二の脳」とも呼ばれています。
消化器官は特にストレスの影響を受けやすい器官ですので、ストレスが溜まるとみぞおちの辺りも固くなります。
低体温の状態だと、体温を逃がさないように、活動神経である「交感神経」が優位に働きます。
そうすると、リラックスできない状態になりますので、寝つきが悪い、眠りが浅い、夜中に目が覚める、「不眠」へとつながります。寝不足になると疲労がたまり、ストレスやイライラになり悪循環となります。
また、寝る時に寒いために厚着したり布団を重ねたりしますが、重い寝具や衣服は身体を圧迫し、眠りの質を下げる場合があります。
冷えて寝付けないことがありますので、薄着に腹巻で身体の冷えている部分を温めることで血液のめぐりが良くなり、自律神経が整い、不眠が改善することがあります。
質の高い眠りは疲労回復になり、疲労予防にも腹巻は活用できます。
むくみ予防、改善
冷えてリンパや血液の流れが悪くなると、老廃物や水分の排出機能も下がります。
腹巻で温め、むくみの原因となる冷えを改善していくことによって、デトックスや水分排出を行う腎臓機能が向上し、水分代謝が促され、腎臓は肝臓の次に血液が必要な臓器です。
腎臓を温め排尿がスムーズになるとむくみや脂肪がつきにくくなり痩せやすい身体にもなります。
むくみの原因は一つではありませんが、夕方足のむくみが以前より良くなったとのお声をいただきます。
また、腰痛や腰痛予防にもよいでしょう。
「なんだか腰が痛い……」冬になると、腰痛で苦しむ人が増える傾向にあります。
お風呂に入り体が温かくなると、腰の痛みが楽になる、という人。このようなタイプは、冷えから起こる腰痛だと考えられます。
寒い季節特有の冷えからくる腰痛対策は、当然のことながら「冷やさないこと」が重要です。
免疫力を上げる
月経不順、妊活、妊娠中、授乳中
「女性の8割は冷え性だと言われています」
身体の冷え(血流不足)⇒女性ホルモンをつくりだす卵巣の働きが低下⇒ホルモンバランスが崩れる⇒生理不順が起こりやすくなります。
ただでさえ、月経で血液が減るのです。
妊娠中はホルモンバランスの変化、体調変化などにより自律神経が乱れやすく、体温調節がうまくいかなくなります。赤ちゃんの栄養と血液も必要になり、免疫力が低下しやすいといわれています。
妊娠中に冷えると血管が収縮し、血液のめぐりが滞り、つわりやむくみ、だるさになりやすいと言われています。子宮の収縮によりおなかが張りやすくなるため胃腸の動きも悪くなりやすいので便秘や下痢になることもあります。
からだの冷えは肩こり、腰痛、頭痛、不眠になりやすいです。
逆子や流産、早産も冷えが原因の一つだと言われています。
冷えを予防して温活しながら妊娠を迎えると、血の巡りが母子にいきわたりますので、安産、母乳がよく出る、母子の不眠が軽減する(赤ちゃんの夜泣きが少ない、よく食べる、首のすわりが早いなど)といった良い効果が望めます。
冷えは万病のもとです。
腹巻の素材やサイズの選び方
オレンジハーモニーの腹巻の素材とサイズの選び方をお伝えします。
素材
肌に触れる面は綿100%にしています。肌がデリケートな方にも安心。
*良く伸びるので締め付けない
*生地が薄いので心地よい着用感
服にも響かないので腹巻をしながら、おしゃれも楽しめます。
サイズについて
腹巻の着け方
パンツスタイルの時は、腹巻を二重にしておなか中心に温めると動きやすくお勧めです。
ワンピースやスカートの時は一重にしてお胸から腰まで包みこむ、
寝る時は一重、二重どちらでもお好みで。
*男性は一重で胸から腰まで包んでつけてください。
低体温はすべての人に影響しているといってもよいでしょう。
低体温はあらゆる人がなりやすいので冷え予防に良いと思います。
腹巻は年齢も性別も関係なく着けると良い効果が
冷え、むくみ、不眠、肌荒れ、月経不順などになりやすい女性はもちろん、ストレスが多く胃腸が弱い男性にもおすすめです。
また男性は月経がないため、老廃物排出機能が低下しがちです。
(結石は男性がなりやすい傾向です。)
そして、月経中の時は血液が減りますので冷え予防に良いですね。
男性・お子さん小学校1年くらい、年齢も関係ありません。
妊娠中・授乳中にもご愛用頂いています。
安産になった、母乳がよく出た、産後の体調改善になったとのお声を多数いただいております。
腹巻には、良い効果がたくさんありましたね。昔の人の知恵は素晴らしいです。
手軽につけられる腹巻を活用して冷え予防しましょう!