ジークムント・フロイトとは
1856年にオーストリアで生まれ、精神分析学の創業者であり精神医学者です。
そして、哲学者でもあると思います。 PTSD(心的外傷)や神経症、夢分析、心の発達と
仕組み、ヒステリーなどの研究を行ない、人間の全ての行動には必ず心理学的な裏付けが
あり、そのほとんどが『無意識』の領域に該当すると唱えています。
フロイトの考えや理論は素晴らしいとカウンセリング・セラピーを通じて
いつも感動します✨
私の心理学のなかでの「最大の推し」です。
たくさん「推し」がいますが、フロイトをはじめ、多くの研究者が勇気をもって、
目に見えない大切な「こころ」の解明と仕組み、心の発達などの研究の成果を公にしてきてくれたおかげです!
フロイトの苦悩
フロイトはお母さんに溺愛され、お父さんとの関係はうまくいっていませんでした。
だからこそ、女性の病気の研究に力を入れたのかもしれません。
戦争の時に、フロイトにお世話になった女性患者たちが手助けして逃亡できたという話があります。
怖い顔していますが、苦悩や反論、非難もあったでしょう。
顎のがんでなくなっています。
顎の問題が発生するということは、
心情的には・・・
言うことをわかってもらえない「怒り」を多く抱え込んでいるために
自由な自己表現ができない
自分を抑圧しすぎている状態で、自分をコントロールすることができなくなっている
顎は食べ物をかみ砕く役割をするための器官ですから、
「かみ砕けない」「自分の思っていることに思い切り食らいつけない」ことを
表しています。
自分を強烈に抑圧させている恐れは何か?
また、「癌」はいくつか種類があると思っているのですが、
①肉体的な原因 疲労など
②宿命の病気
③老化が原因
フロイト自身、心理学の研究で悩み、葛藤し、孤立して苦しんできたのかもしれません。
100年以上前ですからね。
きっと「わかってもらえない」と言う悲しみ、怒りがあったでしょう。
三大心理学者
多くの素晴らしい功績・発見をしてくれたフロイトですが、
いまだにフロイトの凄さが浸透していないところもあると思います。
女性のための研究を多くされてきているので、オレンジハーモニーの
カウンセリング・セラピーでも多く彼の理論や考え方は多く取り入れています。
女性にめちゃめちゃ響くんですね。無意識も夢分析も心の防衛反応もフロイトですからね。
ユングもお母さん大好きだったから女性向きかと思うのですが、
ユング自身が非常にスピリチュアリティの高い方だったので、スピリチュアルと現実の
バランスを考えるとフロイトから取り入れてカウンセリング・セラピーしていくと効果が
高いことが多いのです。
ユングもアドラーも「推し」なので大好きですよ♪
同じ時代にフロイト・ユング・アドラーが存在して、
「よりよく生きるためにこころをり解明する」という同じゴールに向かったのは
めちゃめちゃ意味があったと思っています☆
それぞれに生い立ちや考え方、性格などが違うからいいんですね。持ち味が違うから。
過去を見つめ直して今を生きることができる
アドラーは、お客様も読んでみたという方が多いですね。
「よくわからなかった」と言われる場合が多いです。
私も最初はわからなかったし、入ってこなかったです💦
アドラーもめちゃめちゃ素晴らしい人ですが、ある程度、
自分理解、他者理解できた段階でないと、女性は難しいと思っています。
なぜかというと、アドラーはお父さんとの関係が良くて、お母さんのことは
良く思っていなかったところがあったんですね。
女性は陰=マイナスの特性があるので、「過去」をまず見ていく、振り返っていくことが
重要だと思っています。
アドラーは「過去を見るな、今を生きろ」ですからね。
そうなれたら1番いいと思います♪
過去の心の傷が多いと、今を生きることや将来の不安が大きいので、
アドラーの考え方は傷ついている女性には無理なように思えるのです。
まず、過去の傷つきを見て、認め、受け入れ、許し、癒すことが必要なのです。
自己理解が深まるタイミングで「アドラー」の教えを取り入れています。
素晴らしいことをアドラーは言っています♪「劣等感」「コンプレックス」はマイナスなイメージが多いですが、劣等感があるのは、「良くなりたいから」だって言っています。
本当にその通りだと思います。
今の自分を感じる、大切にできるためには「本当の自分」が出てこないと難しいからです。
あと、過去の囚われ、縛られている状態も多いから、その状態では過去を見ないで
今を生きることはできないのです。
本当の自分を抑圧して自分がわからなくなっているケースは多いです。
その原因は過去にあるのです。
自分らしさを確立するために
つらいことがあると、同化したり、分裂したりしています。
自分が統合できていないから苦痛な人生になっているのです。
自己同一性=アイデンティティ=自分らしさのこと
20歳くらいで同一できれば自分らしさが確立され、
自分も他人も愛し、大事にでき、苦難や壁が立ちはだかっても乗り越えられる心の強さを獲得できます。でも、自己同一できていない人はとっても多いです。
だから、その人の心の傷つきの深さなどに合わせて、学ぶことが大事なんですね。
人生の見直し、学び直しです。なんか生きづらい、自分で何?
悩みが多い、人間関係がしんどい、疲れやすい、という時は、自分が中心にいない状態。
真ん中に戻してあげる。それができるのは自分自身。内面によくなる答えはすべてもっているのです。
学ぶ順番て大切やなぁと思っています~
フロイトの言葉
偉大なフロイトは、たくさんの「こころ」についての言葉を残しています✨
フロイトの素敵な名言から、心や感情、精神について理解できることが多いです!
カウンセリング・セラピーでも、このフロイトの言葉、お客様に響くだろうな~と思って
取り入れることが多いです。
他の心理学者や、ウォルト・ディズニーとか、ブルース・リーとかフジコ・ヘミングさん
とかいろーんな人の言葉を集めてきます。
グッとくる名言から「自分と他者への理解」を深めるためです。
フロイトの言葉で好きな一文を選びました。
「自分にひたすら正直でいることは、よい修練になる」
正直になるって、怖いことでもありますよね。
でも、自分が自分に1番正直で誠実でいないと苦痛になってしまいます。
「はっ」と気づかせてくれる素敵な言葉が多いです。
正直に話すことの良い効果は・・・
①信頼関係が構築される
②ストレスが軽減される
③自己理解が向上する
素直に話すことは、とってもいいことなんですね!
でも、正直になること、素直になることが怖いっていう気持ちもありますよね。
次回のブログのテーマは「正直に話すことが怖い心理」にしましょう♪