自分を知る旅

大森由紀より みなさまへ

私がからだとこころのカウンセリング・セラピストになったきっかけ

ウエブサイトへご訪問いただきましてありがとうございます。

40年以上、病気と苦難とともに生きてきました。ずっと何のために生きているのかわかりませんでした。

病気と向き合うこと、自分を知ること、気づくこと、無知と偏見をなくしていくことで病気は遠ざかりました。

それは1つの原因ではありませんでした。長年、自分を愛すことも愛されることもできませんでした。

生きている意味そして、喜びを分かち合い、同じように生きづらさや病気、悩み、ストレスを抱えている女性を手助けできていることは正直、信じられません。

私が女性の健康やよりよく生きることをサポートするようになったきっかけをお話します。

病気と苦難がセットの暗い人生

私は幼少から身体が弱く、入院、手術、保育園に行けない日も多く、3歳である臓器を切除しています。

耳は何十年も悪く、両耳を鼓膜再生しています。怪我、事故、そして病気がいつもつきまとっている人生でした。私の最初の夢は「医者」になることでした。良い医者になって、元気になりたいと思ったのです。

でも、病院ではよくならず、悪化する一方でした。保育園の友達が白血病で亡くなったことが衝撃となり、医者になるという夢は早々に諦めました。

絵を描くことが得意で大好きなので、次の夢は「漫画家」、そして高校生になると「ファッションデザイナー」になることになりました。

10歳で両親が離婚し転校、両親は復縁しましたが家庭内のトラブルが多く、機能不全家族でした。

人間関係もうまくいかないようになっていきました。絵を描くことと音楽が私の心の支えでした。

思春期、大人となってからも病はおさまらず、月経不順、便秘、頭痛、冷え性、副鼻腔炎、中耳炎は慢性化し薬が効かなくて痛みや辛さは目に見えないので余計に苦しいものとなっていきました。

30歳ごろには痛み止めを飲みすぎて、副作用により病院で薬を飲むことを止められました。

病院と薬しか知らなかった私は、憤りと絶望しかありませんでした。

(今は、そのようなアドバイスくださった病院に感謝しています)

病とセットのように、生きづらさ、恋愛もうまくいかず、人間関係の不和により鬱も経験しています。

その後、結婚しましたが卵巣嚢腫、子宮内膜症を患っており、不妊治療をえて

娘を授かることができました。

産後、仕事復帰を育児により急性リウマチを36歳で発症しています。

妊娠前に香港の漢方医のところに行きましたが、不妊であること、卵管が詰まりやすいことを脈と望診で見抜き、甲状腺も悪いと言われ、食べ物のアドバイスされてあなたに合った漢方を煎じますといって終了しました。甲状腺以外は合っていて驚きました。帰国後すぐに甲状腺専門病院へ行きましたが、以上なしとなり、1年半後にリウマチを発症しています。

病院以外の方法に気づきなさいという大切なメッセージであったと今では思っています。

結果、今では私はこの漢方医と同じように身体を診て体質カウンセリングなどを行っています。

人との出会い、起業が好転の転機に

私の夢ですが、デザイナーの夢は叶いました。最初はアパレル・デザイナーでした。

でも服のデザイナーはうまくいかず、いじめられたりデザインを盗まれたり、セクハラを受けたり、

会社が倒産したりしました。絶望の中、ランジェリーデザイナーを就職相談先に紹介され、いやいや面接に行ってみたところ、能力を認められ、仕事の楽しさを味わいました。

それから25年以上「ランジェリーデザイナー」です。ブラ難民でブラは大嫌いでした。

ですが、下着のデザイナーとなったことで、ひどかった肩こりも頭痛も軽減しました。

その後デザイナーとして転職をして主人と出会い、夫婦で下着の会社をしたい夢を持ちました。

夢が叶うと思っていませんでしたが、よい出会いにより、応援してくれる方々と出会い、

オレンジハーモニーという会社を作ることができました。

島根県で事業したことがきっかけで、布ナプキンやヨガ、食の大切さ、イヤーキャンドル、よもぎ蒸しなど、薬や病院以外の方法で身体をよくしていくことを知りました。

素晴らしい出会いとご縁により、自然にからだに合った下着はよいセルフケアとなること、低体温からからだを守る商品の開発、気持ちいい無理しない癒しのヨガ、衣食住のことを知る大切さを伝える事業となっていきました。

事業をしていくなかで、お客様と同じように、和自身も病が改善していき、薬や病院へ行く機会が減りました。

また、苦手だった人との関わり=接客も自分でするようになりました。

数年前に知りましたがおそらく私は発達障害アスペルガー、ADHDの傾向があります。

私は接客することで、いろいろな人を知り、自分を知り、

発達障害にはいくつかの原因があり、自分の生い立ちや両親の影響、

まさに「自閉症」という字の通り、心を閉ざした人生でしたが

純粋さも正直さもこだわりが強いのも頑固なのも認識することで

いさかいやトラブルが減りました。個性なのです。のんびりやさんやせっかちさんのようにそれぞれに違いがあってよいのです。

発達障害の傾向により夫婦や子どもとの関係などにも支障をきたし、主人にロコンすると言われたこともあります。感じやすい繊細な自分は、いきなり感情が爆発したり不安定になることがありました。

病院ではなく自分を深く知り、癒し、認め、なにより理解することによりよりよくなれました。

私と同じように生きづらさ、人間関係の不和、病気についてよりよくなりたいと求めてこられる方が多く、

総合的に女性の健康とよりよく生きることを手助けすることに取り組むようになりました。

「薬を使わない医者」と呼ばれて

不妊治療で授かった娘に、「小さい時になにになりたかったか?」と聞かれて

1番の医者はなれなかったけど、3番目の夢は叶ったから、あなたも夢をたくさん持って叶えてねと話しました。

娘は、「お母ちゃんは、1番の夢も叶えてるよ、だってお仕事で薬を使わない医者をしてるもん」

と、言ってくれたのです。

私は、びっくりしました。でも、ああ、彼女の言う通りだなと感心したのです。娘は小さい時からイヤーキャンドル、ヨモギ灸、ヨガ、よもぎ蒸し、などを受けて育ったので病院に行くことは少ないです。

私は自分より娘が元気でうれしいです。良い遺伝だけ与えていけることが喜びです。

そして、お客様からも『薬を使わないお医者さんですね』と言われることが多いのです。

そうなのか、と気づいたのです。自分のことはわかっていないものです。

まさか病気の自分が人を癒し、手助けできるなんて!

下着の事業も、この心、そして生きづらさ、不調、病、衣食住、ヨガセラピーなどへの取り組みは、

しよう!と自分から行ったわけではないのです。

私にとっても必要でしたし、他の多くの女性にとっても必要で、

さまざまな出会いやご縁を通じていまのように良い導きがたくさんあって、

女性のための総合的な取り組みを行うようになったのです。

薬や病院を否定していません。でも私の病の多くは治りませんでした。薬をドクターストップで20代後半に飲みすぎて副作用で止められ、困り果て、行きついた結果です。

ずいぶん心身は改善し、病院に行くことも減りました。

両耳の鼓膜を再生していますので、医療のおかげです。とても感謝しています。

一人では生きていけない

人に与え、与えられることでよりよくなれた

どのような選択をするか、そのような人と関わっていくか

それは人によって様々です。 だからいろいろな会社や人が存在するのです。

私は、さまざまな経験から、病気や不調や人間関係の不和、生きづらさが減り、自分を大切にして生きることが45歳を過ぎてやっとできるようになりました。

心のこと、それは自分自身の偏見もあり、また心の課題や問題への気づきから逃げていました。

でも、下着の会社ですが、多くの女性が心の不調、また体の不調から弊社を求めてこられるのです。

私は、今までに数千人の女性の身体を診てきました。

からだは心そして感情や精神を現しています。からだは心とつながっているのです。

からだから病気になることは少ないのです。

私が長年幼少から抱えてきたさまざまな問題― 機能不全家族、両親はいわゆる不適切な養育者でした。

病気、事故、学校で浮いている、なじめなかった、友達ができなかった、仕事がうまくいかない、いじめにあう、

恋愛がうまくいかない、うつになった経験もあります。父は数年前にうつをみとめることもできないほど深いうつでした。数年前の新月に自死しています。アルコール、タバコなどの依存症でした。

とにかく生きていることが苦しい。自己肯定感が低い。不安、恐れ、繊細で傷つきやすい。

それは、私だけでありませんでした。親を責めたくない、でも不安でもやもやして自分を責め、他人を責め、よくなることはありませんでした。親も精一杯生きて、頑張っていたことは今、とても理解できます。

あなたの現状は偶然もたらされたものではなく、人生に必要なテーマだから自ら招き寄せたものです。

それをクリアしない限り、たとえ現状から逃げたとしても、同じ課題が何度でも突きつけられます。

逃げることをやめ、自分と向き合うことで、壁は乗り越えることができました。

生きづらさを感じている、頑張っている、すべての女性に寄り添い、自分を取り戻してよりよく生きる手助けをするために、私は病や苦難がセットで生まれてきたのだと実感しています。

大好きなヨガの教えがあります。



人間関係、恋愛、家族、子育て、仕事――
重い荷物になっているトラウマがあるなら、
いますぐその重荷をおろしてみませんか。 

ずいぶん長い間、愛されることばかり追い求めて生きてきましたが、それは誤りでした。

自分を愛し、癒せるのは自分自身なのです。

「自分を大切にし、自分に愛を与えてこそ、他人に愛を与えることができる」

ヨガの教えの大好きな言葉です。