わかりやすい心理学

「人薬」

「人薬」という言葉が好きです。


私たちは人と交流すると心が元気になります。

人と話すことで、自分の存在を確認できます。

他の人たちから受け入れられていると感じたり、認められていると思えたりすることで、

自分の存在意義を感じます。

人と話すことで、自分だけの「思い込み」から自由になれます。


あなたは、カウンセリング中に何度も「思い込み」に気づかれていました。
あなたは、ありのままに見て感じて、気づいて認めることができるのです。


自分の世界から一歩踏み出して新しい世界が目に入ると楽しいし、

思いがけない発想ができます。

そして、「人薬」は笑顔になれます。

日経新聞 コラムより

私は、10代から人付き合いめちゃめちゃ苦手で嫌いでしたし、そう「思い込んで」いました。

心閉じていたのです。拒絶していました。

それは「間違い」でした。

「オレンジハーモニー」を起業して、お客様と初対面から裸同然のお付き合いですからね。

身体を診て、いとおしいと思うことが多かったし、

コンプレックスも含めてお客様の悩みに寄り添うようになりました。私も同じ悩みを持っていて、改善してきたからアドバイスできるようになりました。

私は自閉症の傾向があります。

でも、今は楽しく人と関わり、接客もできるようになりました。驚いています。

心込めて正直に寄り添うことは実は私の「長所」でした。

誰でも自閉症は多少あるかもしれません。

何かのきっかけで、自閉症は良くなると思っています。

私は、コミュ障だと思っていましたが、悩んだりつらい経験、病気などネガティブなことを理解できるので、同じような思いをしているお客様に共感できることに気が付きました。

「不器用で、繊細で、傷つきやすい本当の自分でいい」と思いました。

こんな私と優しく、心開いて関わってくれたお客様、すべてのご縁ある方々との出会いに感謝しています。苦手な人、嫌な人は1番自分にとって大切な方でした。

私たちは「鏡」ですから。

そういった、大切な経験があって自分を卑下せず、大切にできるようになりました。

私は20代で痛み止めを飲み過ぎて、病院でドクターストップになりました。

今では、薬を飲むことも、病院へ行くこともほとんどなくなりました。

「人薬」との出会いがあったからでしょう。

自分自身がカウンセラー=「人薬」を仕事にするとは思っておりませんでした。

接客が最初の頃は苦痛でつらかったのですが、今ではお客様に会うのが楽しみです。

お客様が大切な友達だと思うようになったからです。

初対面から私に「心開いて」くれるからです。

「人薬」が1番の特効薬かと思います。私の場合はそうでした。お客様も、オレンジハーモニーとの出会いで、病気や不調が改善されたり、生きづらさや不安が減ったり、お子さんを授かられたりする機会が多く、とてもうれしく思っています。

「喜び」を分かち合えることは幸せなことですね。

人との交流はあたたかいです。一方通行ではなく、循環していけると心があたたかくなります。

お客様も初めてお逢いすると 会話が苦手だったり、無表情だったりしているのですが

どんどん「人薬」に触れると、本来の、コミュニケーション能力の高い方になられていくのです。「幼い頃は明るくてよく話す子どもでした」とおっしゃいますね。

性格を作って非自己になった理由・背景があるのです。

非自己はつらいものです。自己にもどって、自分の自信=自己肯定感を取り戻すことで、

人間関係の不和が改善されることが多いのです。病気や不調、生きづらさもです。

どうぞ身近な人と関わって、「人薬」を使いって、
ご自身とまわりの方を笑顔にしていってほしいと思います。