病気からのメッセージ:肺
東洋医学では肺と大腸は密接だといわれています。
肺は、生命力と直結関係のある器官です。
そして、肺は、私たちのからだに酸素=「生命」を供給するための器官です。
なので、肺の不調や病気になるということは、
あなたが生きることが困難でとても苦しんでいるということを示しているのです。
要するに、あなたは失望、絶望、そして悲しみを感じているのです。
または、生きるための意欲が喪失しているかもしれません。
人間関係や生きづらさの悩みが原因となって、息が詰まるような気持ちになっているのです。だから思うように呼吸ができなくなるのです。
生命を取り込むことができません。
あなたは空間がないと感じて動けなくなっています。
今のつらい状況から抜け出せないのです。
肺の機能が非常に低下する考え方は下記になります。
自分や他人が死ぬという恐怖を持つ
自分や他人が苦しむことへの恐れを持つ
私たちは誕生して初めての呼吸により、私たちを独立させ、自由にします。
呼吸は、独立と自由の象徴なのです。
そのため、呼吸がうまくできないということは、まだ自立できないということを表しています。自分と母親を切り離し、知らない世界に向かっていくことができません。
精神的に未熟で成長が止まっている部分があるのです。
からだからのメッセージ⇒精一杯生きましょう。「息」は自分の心と言う字です。
『生命』を肺いっぱいに吸い込んでください。そして、生きることをもっと大切にし、生きる意欲を育みましょう。
あなた自身が認めない限り、あなた以外のどのようなひとも、どのような状況も、あなたを息苦しくさせたり、あなたを閉じ込めたりすることはできません。
注目してほしいからと肺の病気で自分を誇大するのではなく、ゆっくりと人生の良い面や幸せになれることを見つけていきましょう。
あなたの幸せはあなたしか作ることができません。
あなただけが生きる喜びや幸福を作りだすことができます。
あなたの考え方、価値観、物事の見方を変えていきましょう。
あなたは、社会の中でも人との交流を取り戻す必要があります。
少しずつでいいので、良い呼吸を心がけてみてください。
そうすることで、<感情体>のレベル、<精神体>のレベルで、生命力を取り込むことができるようになるでしょう。
病気からのメッセージ:咳
クローン病を発症した時、激しい咳と熱が長い間続きました。
これといった明らかな原因がないのに、咳を頻繁にする人は、すぐにイライラするタイプの人です。裁く気持ちが非常に強い人なのです。
人を裁くとは・・・ある瞬間だけを切り取って見て、そこから全体を判断して決めつけて
しまうことです。例えば、くわしく知らない人なのに、その人のことを自分がすべて知って
いると思い込み、自分の判断は正しいと思ってしまうこと。傲慢な心。
咳は、いらだち、裁きの思いが強いと、それらを溜め込んでいるときに現れ、
心の中の硬直を表しています。
言いたいことが言えない状況、言ったけれどうまく伝わらない、というように 自分の思いやストレスなどを吐き出すことができない
まま、体内に溜まってしまい、
マイナスエネルギーは咳となって浄化するために体外に排出されるのです。
<咳が長期間続く時>
・やりたいことを我慢しています。
・ストレスを長い間抱えています。
・対人関係の悩みがあります。
咳が長引いて止まらない時は、日々の生活の負担を減らしましょう。
家事、育児、介護、仕事や人間関係の不満や悩みがストレスとなり、他人のためにやりたくないことを我慢しています。
<熱と咳が出る時>
発熱は、その人の人生に軌道修正が必要で起きる強い浄化作用です。
強力なエネルギーを持つ人から恨まれたり、心配されたりした時に出ます。
また、仕事を休みたいとか、何もしたくないと思っている時にも発熱することがあります。
休息を取り、負担を軽くしてライフスタイルを見直してみましょう。
からだからのメッセージ⇒「どうか、もっと広い心になってください。
特に、自分自身に対して優しい気持ちになってください」
イライラするの原因が、外の出来事、またはある人物だったとしても、
それはすぐに自分自身へのいらだちを反応させ、生じます。
くしゃみは外部からやってくるものに関係しています。
咳は内部で起っていることに関係しているのです。
病気からのメッセージ:熱
熱が出るのは、あなたが怒りをため込んでいるということを表しています。
熱が出ると寒く感じますが、怒りをため込んでいることを意味しています。
その怒りが消えると、暖かく感じるのです。
また、何かに対して熱中しすぎている人も熱が出ることがあります。
それは、何かに対して情熱がありすぎる人、または何かが自分の思い通りにいかないので強い怒りを感じている人も熱を出す場合があります。
頻繁に熱が出るタイプの人は、無意識の心の中にある深い怒りの原因に気づく必要があるのです。
このような例があります。
ある人に対して怒りを感じている場合、その人に対して怒りを感じることが本当に正しいのか見直してみてください。
怒りの原因は、相手の態度ではありません。
相手の態度をあなたがどのように反応し、受け止めるかということが怒りの原因なのです。
そして、あなたが何かに対して情熱がありすぎている、
または何かに対して興奮してしまい、どうしても自分の限界を超えてしまう場合、
あなたは恐れに支配されてそうしているということを自覚する必要があります。
怒りは抑え込もうとしてもいろいろな方法を使って表れます。
怒ることは「いけない」ことだと信じている人が多いです。
怒ることが自己破壊につながるのではないかと心配になるからです。
まずは、あなたがそう感じているかを自己認識していくことがあなたのために
あなたの精神のために最適なのです。
いろいろな感情があることを受け止め、認めていきましょう。
怒りは第二感情だと言われています。
怒りの前に、第一感情である「悲しみ」があったはずです。とても辛くて悲しかったのです。怒りや悲しみは大切な感情です。あなたがあなたの気持ちをそのままに
受け止めてあげること。怒りが減って快適になっていくでしょう。
からだからのメッセージ⇒私は冷静と平和と愛情を体現します。
病気からのメッセージ:脾臓
脾臓が悪いとは病院では言われていませんが、
クローン病と併発した病気は貧血、肝臓と子宮の腫瘍でした。
そして足の潰瘍のできた部位は脾の経絡である「三陰交」でした。
また、免疫とのかかわりがある臓器です。貧血にもなっています。
脾臓は、左の肺の下に位置する器官。
病気への感染からからだを守るために、とても大きな役割を果たしています。
また、血液を浄化する働きや、血液を保存する役割も持っています。
緊急の時は、失われた血液を補う役目も果たします。
脾臓にトラブルが生じるのは、あなたが心配や不安に完全に支配されていることを示しています。
その結果、そうした心配や不安に完全に支配されてしまったために生きる喜びを失ってしまったのです。
そして、自分に喜びや楽しさを与えてくれるものを願望することができなくなっています。
戦う力を失い、失意の底に沈んでしまって戦う力を失っています。
自分が完全に抜け殻のようになってしまったと感じています。
そのために、
困難が自分の前に現れても戦う気力が全く残っていません。
そして、不思議なことですが、このような状態の人は、あたかも狂ったように笑うことがあります。からだで笑っていますが、心では泣いているのです。
からだからのメッセージ⇒「ぜひ内なる力を取り戻し、そして喜ぶ力を取り戻して
ください。そのためには、人生を深刻にとらえるのをやめ、心配をしすぎないことです」
あなたの脾臓は、血液を完全な状態に保ち、病気と戦えるようにします。それが脾臓の使命なのです。その脾臓が病気になり、弱まったということは、あなたにも脾臓と同じ使命があることを教えようとしているのです。
つまり、あなたは自分の生命を完全な状態に保ち、外部からの影響に対して戦う必要が
ある、ということです。自分に欲求があることを受け入れましょう。欲求を実現させるために必要なことは、すべて、すでに与えられています。あとはあなたがそうしようと決意さえすればいいのです。
自分は弱い人間であるという思い込みをもう手放しましょう。
私は病気が小さい頃から多くて、なぜなのかいつも疑問でした。
病気だから弱い 弱いから病気になる 病気になれば面倒見てくれる
病気にならないと面倒見てもらえない 愛されない
という間違った価値観・考えを幼い頃から持っていたと思います。
それに気づけてよかったです!
強いところもあれば、弱いところもあります。それが人間です。
素直に自分のことを認めて病気からのメッセージを受け取って
元気によりよくなりたいと心から思いました。
病気からのメッセージ:貧血
貧血は10代からです。
「血液は喜びの象徴」喜びを失っています。生きる意欲を失っています。
自分の欲求から切り離されています。衰弱しています。喜びを知らず人生を恐れています。
からだからのメッセージ⇒自分の人生を創造する力を取り戻す。
他人に依存する生き方をやめましょう。
生きる喜びを阻止するようなネガティブな考えを持たないようにしましょう。
インナーチャイルドを心の傷つきから解放しましょう。
自分と他者を大切にして、楽しく幸せに生きます。人生に深刻になりません。
私は喜びに満ちた人生を味わることができます。