使い捨てナプキンの使用で「蒸れる」「かゆみ」「皮膚の不調」「月経量が多くてトイレに行けない」
などの理由からタンポンを使っている方にお逢いします。
便利ですが、デメリットとメリットがあります。
デメリットとメリットを知って自分の身体を守ることはとても大切です。
オレンジハーモニーとの出会いにより、月経量が減り、かゆみ、かぶれが改善してタンポンを使わなくなり、
快適に健康に過ごせるようになったお客様が多いです。
怖がらせるつもりはありませんがアメリカはタンポンを常用している女性が多いようです。
あるモデルの若い女性に起こった出来事を紹介します。
「絶望の中にも、必ず出口はあるのです」──金色に輝く足を持つモデル、ローレン・ワッサー。【戦うモデルたち】
vogue japanより
人生は、24歳で激変した
24歳のとき、生理用品が原因でトキシックショック症候群(TSS)を発症し、両足を失うことにったモデルのローレン・ワッサー。突然彼女を襲った悲劇から、見事にモデルとして返り咲いたローレンが語る使命とは。
2019年1月、モデルのローレン・ワッサー(Lauren Wasser)はインスタグラムにこう綴った。
「私はタンポンで命を失いかけました。命をとりとめた代わりに、両足を失いました。正直いうと、死の淵を乗り越えたことよりも、その先に待っていた悪夢から脱することの方が遥かに難しいことでした」
モデルの両親の間に生まれたローレンがモデルデビューを飾ったのは生後まもない頃。母のパメラ・クック(Pamela Cook)とイタリア版『VOGUE』に登場したのだった。その後美しく成長した少女は、両親と同じモデルの道へ。しかし、活躍を期待された矢先に不幸は起こった。
当時24歳だったローレンは、生理中いつものようにタンポンを使用していた。すでに11年間生理と付き合ってきたため、タンポンには慣れていたし、決して長時間交換せずにいたわけではなかった。
しかし彼女は、突然高熱に倒れ、搬送先の病院で生死をさまよった。
心臓発作、多臓器不全を起こし、両足の壊死は始まっていた。
診断は「タンポンによるトキシックショック症候群(TSS)」。その日のことをローレンはこう述懐する。
「目が冷めたら、毒素を排出するために多量の輸液によって体は膨れ上がり、両足は火がついたような激痛に襲われました」
男女問わず誰でも罹りうるTSS
1980年代にタンポンに起因するTSSの発症例が急増したことを受けて、タンポンメーカーは原料を変えた。当時、レーヨンなどの合成繊維が使われたことで、菌が繁殖しやすい環境となったのではないかと考えられている。
TSSへの感染リスクを下げるためには長時間の使用を避け、頻繁に交換することが推奨される。しかし、これはタンポンに限ったことではなく、月経カップ、コンドーム、ペッサリーなど膣内に長時間入れるものであれば感染の可能性がある。
何者でもなくなった自分
右足の壊死がひどく切断せざるを得なくなり、ローレンは4カ月の
入院生活を経て退院した。自宅に帰ってからは肉体的にも精神的にも耐え難い苦痛に襲われた。足を失った自分は、すべてのアイデンティティ(ありのままの自分)を剥がされたようで、部屋に閉じこもり、限りなく人を避けるようになった。
「今まで私が見てきた世界は完璧で美しかった。でも世界は一変し、ただただみじめでした。何度も死のうと思いました」
その気持ちを思いとどまらせたのは、当時14歳だった弟の存在だった。ローレンは、人生がどんなに暗く苦しくても、諦めた自分を弟に見せたくはなかった。何があっても立ち上がり、困難と戦わなければいけないと弟に証明できる姉でいたかったのだ。
訪れた転機
しかし彼女は、生きる希望を見いだせぬまま、時間だけが過ぎていった。そんな日々に光を指したのが、写真家のジェニファー・ロベロ(Jennifer Rovero)だった。直接会うことはなく、ローレンの状況を知らなかったジェニファーだったが、メールや電話のやりとりで二人は次第に深い絆で結ばれていった。
ジェニファーはローレンにとってのモチベーションとなり、リハビリに通うようになった。自然に歩けるようになりはじめてローレンは彼女に会いに行き、すべてを語った。
ジェニファーは深い苦しみの中にいるローレンを救うために、あらゆるサポートをした。義足姿のローレンの写真をたくさん撮り、同じ経験をした女性たちの情報収集に努めた。するとローレンは、少しずつ前進する日々の中で、自分のすべきことを見つけたのだった。
「私は自分の話を世界に発信しなければならない。ただの同情を呼ぶサバイバルストーリーを伝えるのではなく、堂々とショートパンツを履いて、ほかの女性のために立ち上がる姿を見せないといけない。新しい自分をさらけだし、多くの命を救いたい」
悲劇を繰り返さないために
2015年、彼女はウェブメディア『VICE』で自分に起きたことを語った。その動画はまたたく間に600万回も再生された。
これを見たアメリカの老舗百貨店ノードストロームがホリデーカタログのモデルにローレンを起用。撮影への不安がなかったわけではないが、温かい歓迎によって、彼女は新しい自分を発見する機会を得た。
「私の障がいを、私の一番隠したい部分を輝かせてくれたのです。私にある、私だけの新しい『美』を」
こうしてローレンは、モデルとしての完全復活を果たした。
自身が経験した悲劇が繰り返されぬよう、ローレンは今若い世代にリスクを知ってもらう活動に加えて、
生理用品の製造に関する法整備を訴え続けている。
「深い絶望の闇にも、必ず出口はあるのです。私の人生が、不可能なことなど何もないと証明したように」
https://www.vogue.co.jp/change/article/models-in-challenge-lauren-wasser
vogue japanより
さいごに
両足を20代で切断するという大きな悲劇を乗り越え、正直に自分に起こったことを伝え、
勇気ある行動をされて素晴らしいと思います。
つらいことではありますが、彼女だから困難を乗り越えれた、女性のために大切なことを伝える使命を与えられたのかもしれません。
デメリットとメリットを知って、使用することが大事だと改めて実感します。
すべての女性に知っていただきたいことの一つです。